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真福寺(しんふくじ)は、岐阜県羽島市にある真言宗の寺院。 本尊は聖観世音菩薩。通称は大須観音。 名古屋市中区大須にある大須観音は、元々はこの真福寺の一院である「宝生院」が移転した寺院である。 美濃四国札所第三十四札所。なお隣接地に第33札所の徳林寺がある。 == 沿革 == 1236年(嘉禎2年)頃、この地に観音堂が建立されたのが起源と伝えられる。 1324年(元亨4年)、後醍醐天皇が尾張国中島郡長岡庄大須(現岐阜県羽島市)に北野天満宮を創建。1333年(元弘3年)に同社の別当寺として、能信が創建する(1366年の説もある)。 1371年から翌1372年にかけて、僧・賢瑜によって古事記三帖が書写された。これは現在に伝わる最も古い古事記の写本であり、いわゆる真福寺本(国宝)といわれるものである。 1612年(慶長17年)、徳川家康の命令で犬山城主の成瀬正茂によって、真福寺の一院である「宝生院」が名古屋城城下に移転する。その際、古事記(真福寺本古事記)や古典籍、絵画の殆どが移動し、真福寺のある地名「大須」も移動される。このことがきっかけとなり、真福寺は衰退する。 その後も幾たびかの洪水で荒廃するが、地元の人々に守られ続けられる。1964年(昭和39年)、現在地に移転する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真福寺 (羽島市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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